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    RANPO's和漢診療科

    • 2017.09.17 Sunday
    • 17:43

    2015.10.22 015.JPG

     

    そのように、大学病院で、とりつくしまもなく誘導されたところへ、いままでどおりの処方を出すということなので、そのクリニックにとりあえずは行ってみた。

    立派な建物で1階は広々とぜいたくなつくりのバースクリニック。案内された二階はうってかわって冷房もなく扇風機がぶんぶん回っていた。電気もついていない狭い廊下の椅子で待っている7人ぐらいのひとたちは、私とおなじようにこの主治医にパワフルに畳み込まれ、ここに来たのだろう。釈然としないふんいきで暗くボー然とすわっていた。

    診察が終わってひとり暗い廊下を幽霊のように歩いていったひともいてぎょっとした。呼ばれて襖を開けた。宿直部屋のような狭い和室の畳にかろうじて診察セットがおかれDr.がいたが、必要最小限のことを小さな虫のようにささやくだけ。あのパワフルに説得した大学病院のDrか。まるで江戸川乱歩の世界。面白いが、なにやらあやしげ。そのことがわかったので、ここは終了することに決めた。次回ほかの病院の漢方医に紹介状を書いてもらう。

     

    このDr.は、大学病院でその診察の始め、「道が混んでたいへんだったでしょう?混むんですよね!」と患者に思いやることばをかけた。

    私は会ったとたん、心身がはたと沈黙した(閉じた)かんじがした。初見で、言葉にならないものを感じ取る断固とした速さ。一瞬。

     

     

     

     

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